三角点が亡失・破損しているとどうなるか

三角点(さんかくてん)の標石は、工事や災害などによって失われたり壊れたりすることがあります。

そうしたときにどう扱われるのか、届出の仕組みを説明します。


「亡失」と「破損」

亡失 … 標石そのものが無くなってしまうこと
破損 … 標石が割れる・欠けるなどして、一部が損なわれること

どちらも珍しいことではなく、開発や自然災害によって発生します。


気づいたときの届出

標石の異常に気づいた場合、市町村長が国土地理院長へ通知する仕組みがあります。

市町村長は、永久標識等の滅失・破損・異常を発見したとき、
すみやかに国土地理院長に通知することになっている

一般の人が気づいた場合も、市区町村の窓口や国土地理院に連絡するのが確実です。

(出典:国土地理院東北地方測量部「基準点の移転請求について」。確認日2026-09-01)


亡失後はどうなるのか

亡失が確認されると、必要に応じて標石が復元されることがあります。

すぐに元の場所に置き直せるとは限らず、 測量上の重要度や周辺の状況に応じて、対応が判断されます。

→ 三角点を勝手に動かしてはいけない理由(測量法)


見つけたときにやってはいけないこと

✕ 壊れているからといって、自分で処分する
✕ 見当たらないからといって、放置したまま何もしない

気づいたら、まず連絡することが基本の対応です。


壊してしまったかもしれないとき


まとめ

  • 標石が無くなることを**「亡失」、壊れることを「破損」**と呼びます
  • 市町村長が気づいたときは、国土地理院長へ通知する仕組みがあります
  • 一般の人が気づいた場合も、市区町村や国土地理院への連絡が確実です
  • 亡失・破損した標石がそのまま復元されるとは限りません

出典

国土地理院東北地方測量部「基準点の移転請求について」
 https://www.gsi.go.jp/tohoku/works-works_2.htm
確認日:2026-09-01

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