三角点はいつから設置されているのか
三角点(さんかくてん)の設置は、明治時代にさかのぼります。
全国に地図を整備する必要から始まった歴史を、簡単に振り返ります。
明治初期に始まった三角測量
日本で初めて三角測量が行われたのは、1872年(明治5年)です。
1872年(明治5年) … 工部省が東京府下で三角測量を初めて実施
1875年(明治8年) … 内務省が関八洲大三角測量を開始
1882年(明治15年)… 相模野基線での基線測量を初めて実施
1883年(明治16年)… 一等三角測量を開始
この時期に、全国の位置関係を正確に求めるための土台が作られていきました。
(出典:国土地理院「位置を求める歴史」。確認日2026-09-01)
明治末には全国の一等三角点が完成
明治から大正にかけて、一等三角点の設置が全国に広がりました。
台湾など一部の地域を除き、国内の一等三角点の測量は 1913年(大正2年)ごろに一区切りを迎えたとされています。
その後も維持され続けている
明治期に作られた三角点の多くは、その後も維持・管理され続けています。
昭和以降には、より細かい四等三角点が地籍調査のために追加されるなど、 時代に応じて役割を広げながら、現在まで使われ続けています。
まとめ
- 日本初の三角測量は**1872年(明治5年)**に実施されました
- 1883年に一等三角測量が始まり、明治末〜大正初期に全国の骨組みが整いました
- その後も維持・管理が続けられ、昭和以降には四等三角点が追加されました
- 三角点は140年以上にわたって使われ続けている基準点です
出典
国土地理院「位置を求める歴史」
https://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/sankaku-history.html
確認日:2026-09-01