離島にある三角点を訪ねる
離島の三角点(さんかくてん)には、山や街の三角点とは違う役割があります。
日本の国土そのものの範囲を、根拠づける役割です。
沖ノ鳥島の三角点
日本最南端の沖ノ鳥島には、 1989年に一等三角点と三等三角点が設置されました。
2005年には電子基準点も設置されています。
(出典:東京都「国境離島」特設サイト。確認日2026-09-01)
なぜ離島に基準点が要るのか
沖ノ鳥島・南鳥島のような国境離島は、 日本の領海や排他的経済水域(EEZ)の外縁を決める基点になっています。
・沖ノ鳥島がもたらすEEZ … 約42万平方キロメートル
・南鳥島がもたらすEEZ … 約43万平方キロメートル
・どちらも日本の国土面積を上回る広さ
小さな島にある基準点が、 広大な海域の範囲を根拠づけているということです。
南鳥島の電子基準点
南鳥島には電子基準点が設置されており、 太平洋プレートの動きを観測する役割も担っています。
三角点・電子基準点は、 地図作りだけでなく、地球科学の観測にも使われています。
気軽には訪ねられない場所も多い
沖ノ鳥島・南鳥島は、一般の人が自由に訪れられる場所ではありません。
離島にある三角点のすべてが、 気軽に見に行けるわけではないことは知っておく必要があります。
訪ねやすい離島の三角点を探すなら、 まず地理院地図で確認してみるのが確実です。
なお、SNSで話題になった離島の絶景スポットの中には、 安全上の理由で立ち入りが禁止されているところもあります。
まとめ
- 沖ノ鳥島には**一等・三等三角点(1989年設置)と電子基準点(2005年設置)**があります
- 離島の基準点は日本のEEZの外縁を根拠づける役割を担っています
- 一般には訪ねられない離島もあります
- SNSで有名になった離島スポットが現在は立ち入り禁止の例もあります
出典
東京都「国境離島」特設サイト
https://www.t-borderislands.metro.tokyo.lg.jp/
確認日:2026-09-01