日本一標高が低い・海に近い三角点
三角点には標高が最低クラスのものもあります。標高が高い三角点(さんかくてん)があれば、低い三角点もあります。
しかも「山」と呼ばれる場所にです。
天保山(大阪市港区)
標高4.53メートル。
二等三角点が置かれた山としては、日本一低い山とされています。
もとは江戸時代に安治川の浚渫(しゅんせつ)で出た土砂を積み上げてできた山で、 その後の地盤沈下などにより、現在の低い標高になったとされています。
蘇鉄山(堺市堺区)
標高6.97メートル。
一等三角点(登録名「大浜公園」)が置かれた山としては、日本一低い山とされています。
大浜公園の中にあり、山頂まで歩いて登れる、 気軽に「登頂」を楽しめる山として知られています。
「低さ」にも種類がある
注意したいのは、「日本一低い山」という言い方にはいくつかの基準があることです。
・二等三角点のある山として … 天保山
・一等三角点のある山として … 蘇鉄山
・自然の地形として最も標高が低い場所(三角点とは別) … また違う基準になる
「何の三角点が置かれているか」で、 「日本一低い」の答えが変わってきます。
このサイトでは、三角点の等級を基準にした場合の例を紹介しています。
高さの両極端
富士山剣ヶ峰の三角点と比べると、 その差は3,700メートル以上になります。
同じ「三角点」という基準点が、 これほど違う高さに置かれているという点が、 三角点の面白さの1つです。
まとめ
- 二等三角点のある山として日本一低いのは天保山(大阪市港区・標高4.53m)
- 一等三角点のある山として日本一低いのは蘇鉄山(堺市堺区・標高6.97m)
- 「日本一低い山」の基準は三角点の等級によって答えが変わります