三角点にタッチする意味──登山文化としての三角点
山頂に着いたら、三角点(さんかくてん)にそっと手を触れる。
登山をする人にはおなじみの光景です。
なぜ触れるのか
・山頂に着いたことを、自分の手で確かめる
・「登頂の証」として写真を撮る
・記念に、その場に立ったことを刻みたい
測量上の意味とは別に、 登山者の間で「登った達成感を確かめる行為」として定着してきました。
三角点そのものは測量の基準点であり、 登頂の目印として置かれたものではありません。
ただし山頂に置かれていることが多いため、 結果として登山のゴールの象徴になっています。
触れるときに気をつけること
① 標石を揺らしたり、動かそうとしない
② 保護石を踏んだり、蹴ったりしない
③ 苔や汚れを無理に落とそうとしない
測量の基準点として、今も使われている可能性があります。 壊したり動かしたりすると、測量法にもとづく問題になりえます。
山頂にあるとは限らない
「三角点タッチ」という言葉から、 三角点は山頂にあるものだと思われがちです。
実際には、
・展望台の中に設置されている例(→ 三角点そのものが展望台になっている山)
・住宅地・公園の中
・離島の断崖近く
山頂以外にも数多くあります。
記念に残す人たち
三角点を巡ること自体を趣味にしている人もいます。
写真に撮る、記録をつける、 中には点名を集めて回る人もいます。
まとめ
- 三角点タッチは登頂の達成感を確かめる登山文化として定着してきました
- 測量上の目印ではないため、触れるときは動かさない・壊さない
- 三角点は山頂以外にも多く存在します